エアコンは今では、快適な生活をするためには欠かすことが出来ない設備となりました。総務省が2018年に調査をしたところ、全国の世帯の約98パーセントに普及をしていることが明らかとなりました。1980年代では約30パーセントであったため、30年ほどで一気に所持台数が伸びたことがわかります。また業務用エアコンの普及率も各段にあがっており、学校や企業・商業施設でも目にしないところはないほどです。
今現在まだ設置をしておらず、これから取り付けようとお考えの方もいらっしゃることでしょう。ここでは業務用エアコンの設備費用と工事費用の相場について、詳しく解説をしていきます。まず業務用の場合は高出力になるのが特徴です。一般家庭向けだと100Vの電圧で15A程度の電流で駆動をします。
ところが業務用だと250Vと30Aとなるため、1台につき約40万円の設備費用となるものです。工事費用に至っては、どこにエアコンを備えるのかで大きく変化をします。その理由は、必ず室外機を屋上に備えるからです。大きな空間の場所に取り付けないと熱を放出することができません。
1階にエアコンを備えるのであれば、配管ダクトを屋上まで敷設をしないといけないため、工事費用は若干お高くなります。なお、施工会社では各施設ごとに見積もりを提示されるため、ここで正式な工事費用を目にすることが可能です。敷地面積が狭い場所であれば業務用以外に、家庭用設備を設置しても良いでしょう。